「エフライムの見張り人は、私の神とともにある。しかし、預言者は、すべての道にしかけるわなだ。彼の神の家には憎しみがある。」(8節)
エフライムとは北イスラエル王国のことであり、見張り人とは預言者のことです。ですから口語訳は、「預言者はわが神の民エフライムの見張人である。」と訳しています。神は北イスラエル王国を守ろうと預言者を遣わし、神のことばを語らせました。しかし、イスラエルの人々は神のことばに耳を傾けないどころか、神のことばを語る預言者たちを妨害しました。当時の宗教指導者たちも同じでした。問題は、はっきりしています。
「私の神は、イスラエルの民が聞くことも従うこともしないので、彼らを滅ぼします。」(17節LB)
神のことばに聞くことも従うこともしないならば、どうすることもできません。神は今、聖書のみことばを通して私たちに語られています。神のみことばに耳を傾け、従うことができますように。