「あなたを救うあなたの王は、すべての町々のうち、今、どこにいるのか。あなたのさばきつかさたちは。あなたがかつて、「私に王と首長たちを与えよ。」と言った者たちは。」(10節)
偶像というのは、目に見える彫刻だけの話ではありません。まことの神よりも人間に信頼するのならば、それもまた、その人にとって偶像となりえます。LBでは、この箇所をこう訳しています。「この地の指導者はどこにいるのか。おまえは王や指導者を頼みにした。それなら、彼らに救ってもらうがいい。」残念ながらどんなに人間に期待しても、人は、人を救うことはできません。キリストだけが私たちを救うことができるのです。どんなに優れているように見える人でも、人である限り、本当の意味で人を救うことはできません。私たちは人に対して信仰をもつべきではありません。神に信仰をもつべきです。