「主は大きな魚を備えて、ヨナをのみこませた。ヨナは三日三晩、魚の腹の中にいた。」(3節)
イスラエル人のヨナは、アッシリヤ帝国の首都、ニネベに預言しに行くように神から命じられます。ヨナはもしかしたら、北イスラエル王国がアッシリヤ帝国によって滅ぼされる危険を感じて、神の命令を拒絶したのかもしれません。彼は、アッシリヤ(今のイラクのあたり)を避けて、地中海から船でヨーロッパ方面に逃げようとします。その時、神が嵐を起こさせ、結果的にヨナは、海の中に投げ入れられます。しかし、話はそれで終わりません。神は大きな魚を備えて、ヨナに三日三晩という時間を与えられました。神が造られた人間が潜水艦を作れるのですから、人間を造られた神が潜水艦のような魚を用意されても何の不思議もありません。大切なメッセージは、神はヨナにもう一度チャンスを与えられたということです。