「あなたの傷は、いやされない。あなたの打ち傷は、いやしがたい。あなたのうわさを聞く者はみな、あなたに向かって手をたたく。だれもかれも、あなたに絶えずいじめられていたからだ。」(19節)
聖書の時代にもいじめの問題がありました。いじめる側の論理は、聖書的には通じません。神はいじめられている社会的弱者の叫びを聞かずにおれない方だからです。神はこうおっしゃられます。
「在留異国人を苦しめてはならない。しいたげてはならない。あなたがたも、かつてはエジプトの国で、在留異国人であったからである。すべてのやもめ、またはみなしごを悩ませてはならない。もしあなたが彼らをひどく悩ませ、彼らがわたしに向かって切に叫ぶなら、わたしは必ず彼らの叫びを聞き入れる。」(出エジプト22:21-23)
私たちは
「しいたげられている人たちの悲しみを思いやりなさい。」(ヘブル13:3LB)
と親切にすることを命じられています。