ゼパニヤ書 1章

「その時、わたしは、ともしびをかざして、エルサレムを捜し、そのぶどう酒のかすの上によどんでいて、「主は良いことも、悪いこともしない。」と心の中で言っている者どもを罰する。」(12節)

ゼパニヤは、バビロン捕囚前の最後の預言者です。この書は、悲しみで始まり、歌で終わります。今日の箇所は、悲しみの部分です。神を信じていた当時の人の中に、

「主は良いことも、悪いこともしない」、

つまり、自分たちの日常生活に関心もなく、関わりもされないと考え、罪にどっぷりつかっていた人たちがいました。キリスト教会も、気をつけないと同じ失敗を繰り返す可能性があります。イエス・キリストは、ただ2000年前に生きておられただけではありません。十字架にかかり死なれましたが、よみがえられて、今も、生きておられます。イエス・キリストは私たちを愛しておられ、私たちを気にかけておられ、今、私たちに良き働きをされています。

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