「シオンの娘よ。喜び歌え。楽しめ。見よ。わたしは来て、あなたのただ中に住む。―主の御告げ。―」(10節)
教会では、賛美の歌を神に捧げる時間をとても大切にしています。私たちが喜び歌い、神を楽しむ中で、神ご自身が私たちの所に来て、私たちのただ中に住むとおっしゃられるからです。もちろん、神が私たちのただ中に住まわれるから、神に喜び歌い、楽しむことができるという両面があります。いずれにせよ、神に喜び歌い、神を楽しむ時、私たちは神が私たちのただ中におられるという神の臨在を感じます。イスラエルの人々が荒野を旅するとき、その真ん中に神の臨在を現す幕屋があったように、約束の地の真ん中に神の臨在を現す神殿があったように、イエス・キリストを信じる者たちが集まる教会のただ中に、神の臨在が現されます。私たちが共に賛美の声を上げるその中に、神の臨在は現されます。