「後の雨のときに、主に雨を求めよ。主はいなびかりを造り、大雨を人々に与え、野の草をすべての人に下さる。」(1節)
イスラエルには雨季が二回あります。はじめの雨季は一〇月から一二月にかけてで、これを「前の雨」(ヤコブ5:7口語訳参照)と呼んでいます。もう一つの雨季は四月から五月にかけてで、これを「後の雨」と呼んでいます。この両方の雨季がこの地域の作物の収穫にとても大きな影響をもたらします。「後の雨」は、終わりの日に聖霊が人々の上に下られることを意味していると考えられています。まさに、
「その後、わたしは、わたしの霊をすべての人に注ぐ。あなたがたの息子や娘は預言し、年寄りは夢を見、若い男は幻を見る。」(ヨエル2:28)
旧約聖書の時代、聖霊は特定の人の上にのみ臨まれました。しかし、今、求めるすべての人に臨まれるという後の雨の時代に、私たちは生きています。ですから、この後の雨の時に、主に聖霊を求めましょう!