ミカ 5章

「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。」(2節)

ベツレヘムはダビデ王の出身地であり、旧約聖書ではメシヤはダビデの子孫だと言います。ですから、イエス・キリストがベツレヘムで生まれることには意味がありました。ローマ皇帝アウグストは、自分を力ある神のように思い上がりながら住民登録をせよと勅令を出しました。この勅令のゆえにヨセフとマリヤはベツレヘムに行かなければならず、イエス・キリストはベツレヘムで生まれました。つまりローマ皇帝アウグストでさえも、神の御手の中にあったのです。カオスのように見えるこの世界も神の御手の中にあります。すべてを治める王の王、主の主なる神を見上げることができますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です