「そこで、イエスは彼らに答えて言われた。「なぜ、あなたがたも、自分たちの言い伝えのために神の戒めを犯すのですか。」(15:3)
「言い伝え」とイエス様が指摘したのは成文律法(モーセ五書)とは別に後のユダヤ教の基盤となった口伝律法のことです。ユダヤ教のラビたちは、イスラエルと異邦人を区別するために、書かれた聖書と口伝のミシュナを神様はモーセに与えたと教えました。しかし、イエス様ははっきり言いました。
「彼らが、わたしを拝んでも、むだなことである。人間の教えを、教えとして教えるだけだから。」(9節)
「先祖たちの言い伝え」はその時代には意味があったとしても、時と共に見直す必要があるものです。伝統主義は、気を付けないと神の戒めを破ることになります。私たちは聖書のみに立ち、刷新され続けなければなりません。
今日は主の日。共に、主に礼拝を捧げましょう!