「賢い娘たちは、自分のともしびといっしょに、入れ物に油を入れて持っていた。」(25:4)
十人の娘たちのたとえの重要なポイントの一つは、この娘たちは花嫁ではないということです。ですから、新興宗教が「自分たちこそが賢い娘たちで、正統的なキリスト教会は愚かな娘たち」と主張することは間違っています。「みな、うとうとして眠り始めた。」(5節)とありますから、自分たちの組織だけが目を覚ましていると主張する根拠もありません。イエス様のポイントは絶えざる警戒と備えです。たえざる油は、ゼカリヤの幻でもあります。燭台のともしび皿にオリーブの木からの管がついていて油が供給され続けている幻です。その意味を神様はこう言われました。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって。」(4:6)日々、聖霊の助けを求め、聖霊に導かれて生きることが大切です。