マタイ27:45-66

「三時ごろ、イエスは大声で、「エリ、エリ、レマ、サバクタニ。」と叫ばれた。これは、「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか。」という意味である。」(46節)

イエス様の叫びは詩篇22篇の引用です。

「わが神、わが神。どうして、私をお見捨てになったのですか。」(1節)

詩篇22篇を読み進めますとこの詩が単なる嘆きの詩ではないことが分かります。詩人は言います。

「主は、私の絶望の底からの叫びをさげすまれなかった。背を向けて立ち去ることはなさらなかった。叫び声が届くと、主は助けに来てくださった。」(24節LB)

見捨てられたように思えたその場所に主は確かにおられ、私たちの絶望の底からの叫びを主は聞き、必ず助けに来てくださると言います。イエス様の十字架は絶望の底であると同時に希望の始まりでした。主は今、生きておられます。主は私たちの祈りに答えてくださいます。

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