マルコ11:27-12:12

「家を建てる者たちの見捨てた石、それが礎の石になった。これは主のなさったことだ。私たちの目には、不思議なことである。」(12:10,11)

今日の箇所は詩篇118篇からの引用です。諸説ありますが、建物を建てる時に、どこにも合わないと捨てられた石が、アーチ構造の頂上の「要石」(キーストーン)として必要とされたものだったという話から来ていると言われています。この石が、アーチの両側からかかる力を受け止めバランスをとり、建造物の構造は保たれます。外すと崩れてしまう重要な石であり、アーチの両端をつなぐ役割を果たす欠かせない石です。イエス様が言いたかったのは、神の御子であるイエス様が来られたのに、「建てる者たち」、- ここでは、祭司長をはじめとするユダヤ人指導者たちのことですが – 彼らが考える建物のどこにも合わないと、彼らはイエス様を拒絶し、捨ててしまったということです。イエス・キリストによって神の救いの計画は完成します。

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