ルカ1:1-25

「私たちの間ですでに確信されている出来事については、多くの人が記事にまとめて書き上げようと、すでに試みておりますので、初めからの目撃者で、みことばに仕える者となった人々が、私たちに伝えたそのとおりを、私も、すべてのことを初めから綿密に調べておりますから、あなたのために、順序を立てて書いて差し上げるのがよいと思います。尊敬するテオピロ殿。それによって、すでに教えを受けられた事がらが正確な事実であることを、よくわかっていただきたいと存じます。」(1:1-4)

著者ルカは、歴史学者のように、資料を集め、注意深く研究してこの福音書を書き上げました。古代の文献は王の功績を大袈裟に称えているものがほとんどですが、聖書は否定的に見えるものさえも忠実に記しています。この書が読まれていた時に、まだキリストの目撃者たちも生存していたはずです。生存者たちにも確信されている出来事であることを私たちは認める必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です