「神にとって不可能なことは一つもありません。」(1:37)
クリスマス・ストーリーとして有名な箇所です。天使ガブリエルがマリヤのところに現れ、神の御子、イエス・キリストを宿すことを告げます。マリヤは戸惑い、
「どうしてそのようなことが起こるのでしょう」
と言います。すると、天使ガブリエルは言います。
「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。」(35節)
そして、
「神にとって不可能な事柄は一つもない」
という天使ガブリエルの言葉に、マリヤは言います。
「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」
どんなに可能性が見えなくても、理解できなくても、
「神にとって不可能な事柄は一つもない」
という天使ガブリエルの言葉を私たちも思い出す必要があります。そしてマリヤのように
「あなたのおことばどおりこの身になりますように。」(Let it be)
と祈る必要があります。