ルカ1:57-80

「さて、幼子は成長し、その霊は強くなり、イスラエルの民の前に公に出現する日まで荒野にいた。」(80節)

バプテスマのヨハネは、首都エルサレムではなく、荒野にいました。当時の宗教界のエリート教育を受けたわけではなく、孤独な荒野にいました。死海文書の発見によって、エッセネ派との関係を主張する学者もいますが、証拠はありません。はっきりいえることは孤独の中にいたということです。ヨハネの両親は高齢だったので、早い時期に召されていたと言われます。神は孤独の時を用いられるお方です。ヨハネだけでなく、ダビデもイエス様もパウロも、準備のために孤独の時がありました。私たちも日常の喧騒から離れて、沈黙と孤独の中で神の声を聞き、聖霊に触れていただく時が必要です。砂漠や田舎に行かなくてはならないというわけではありません。テレビを消しラジオを消し、携帯電話の電源を切って、静まって、神のみことばに向き合う時をもてば良いのです。

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