「男子の初子を産んだ。それで、布にくるんで、飼葉おけに寝かせた。宿屋には彼らのいる場所がなかったからである。」(2:7)
今日の箇所は有名なクリスマスの場面です。イエス・キリストが家畜小屋で生まれたことは有名な話です。その理由は、
「宿屋には彼らのいる場所がなかったから」
です。
「神のための場所がない」
ということほど悲しいことはありません。
私たちはいろいろなことに忙しすぎて、神のための場所がないなどということはないでしょうか?
神が働かれる余地がない状況を作っていないでしょうか?
神が働かれる余白をつくることは、決して無駄なことではありません。神が働かれる隙間があることは重要なことです。私たちの欠けは、神の働かれる場所となります。神の力は私たちの弱さの内に完全に現れます。マイナスは必ずプラスになります。