「ある日のこと、イエスが教えておられると、パリサイ人と律法の教師たちも、そこにすわっていた。彼らは、ガリラヤとユダヤとのすべての村々や、エルサレムから来ていた。イエスは、主の御力をもって、病気を直しておられた。」(5:17)
イエス・キリストがこの地上でなされた働きの一つは、
「主の御力をもって、病気を直しておられた」
ということです。ルカの福音書を書いた、ルカと言う人は、お医者さんでした。(コロサイ4:14参照)ですから、特に、キリストが病気を癒されたということに興味があったのだと思われます。興味深いことに一般の人よりも医者の方が「神のいやし」に興味があるようです。いやしの伝道集会に、有名な病院の医者の方がおられてびっくりしたことがあります。しかし考えてみますと、日夜「病気を治す」ことに心を注いでいるのですから、興味があって当然なのかもしれません。神は今も、いろいろな方法で病気を癒されます。