「しかしアブラハムは言った。『彼らには、モーセと預言者があります。その言うことを聞くべきです。』」(16:29)
「モーセと預言者」という表現は、明らかに聖書を指しています。それで、リビングバイブルではこう訳しています。
「それは聖書が教えていることではないか。その言うことを聞くべきだ。」
金持ちとラザロのたとえ話は単なる天国と地獄の話で片づけるべきではありません。私たちはラザロの存在を見ぬふり、知らぬふりをすることはできません。このたとえ話の金持ちのように「生きている間、良いものを受け」(25節)ることだけを求める自分中心の人生が、死後の世界だけではなく、今の世にも滅びをもたらします。私たちは死後の世界だけでなく、今の世にも、神の御国をもたらすために生かされています。私たちは聖書が教えていることを聞くべきです。
今日は主の日。主に、共に礼拝を捧げましょう!