「イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。」(6:35)
出エジプト記3章で、神はご自身を、
「わたしは、『わたしはある。』という者である。」(出3:14)
という名前で現わされました。
ヨハネ福音書では、このことを意識してイエス様が七つの
『わたしはある』
でご自身を現わされています。その第一番目が
「わたしがいのちのパンです。」
人々はイエス様に「モーセは天からのパンを彼らに与えた」(31節)ように、しるしを与えるように詰め寄りました。イエス様は、そもそも、モーセがマナを与えたわけではなく、神が与えたことを伝えます。そして、マナを食べた人たちも皆、死んだことを伝えます。そして、天からのまことのパンは、イエス様ご自身であることを示されます。イエス様を心に信じ迎える者だけが得ることができる永遠のいのちがしるしです。