「あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。」(15:17)
12節、17節とイエス様は繰り返し互いに愛し合うことが、イエス様の戒めだと言われました。問題は、他者を傷つけることが「自分は神に奉仕しているのだと思う」(16:2)人がいるからです。当時のユダヤ人たちは自分たちこそ正義を行っていると勘違いしてイエス様と弟子たちを迫害していました。半世紀ほど前に日本に来た学者は、日本のキリスト教会が成長しない理由は話し合って議論ばかり、批判ばかりしているからだと言いました。日本のキリスト教会に必要なのは愛し合うことと言われた感じがします。残念ながら半世紀たった今も、批判することで「自分は神に奉仕しているのだと思う」人々がいます。イエス様の戒めは互いに愛し合うことであることを忘れることがありませんように。