「それとも、あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスにつくバプテスマを受けた私たちはみな、その死にあずかるバプテスマを受けたのではありませんか。」(6:3)
3節を直訳するとこうなります。
「あなたがたは知らないのですか。キリスト・イエスの中にバプテスマされた私たちは皆、彼の死の中にバプテスマされたのです。」
クリスチャンになるためには水のバプテスマを受けます。キリストと共に死に、キリストと共によみがえることを意味します。初代教会の時代から、大切にされてきた儀式です。パウロは、儀式以上の意味を伝えています。キリストの死の中に、自分も入れられたのだと。
「私はキリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。」(ガラテヤ2:20)