「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(8:28)
前節を直訳すると、
「御霊が聖徒たちのために、神に対して、とりなしているからです。」
となります。ですから28節も
「聖霊がすべてのことを働かせて益としてくださる」
と訳すべきだと思います。今、キリストを信じる者は、聖霊の助けがあります。なんと祈っていいか分からない時、神のみこころにとどまれるように、聖霊がとりなしています。だから私たちは、聖霊が、すべてのことを共に働かせて善へと至らせるように働いてくださっていると確信します。聖霊の助けが必要であることを認め、膝を屈め祈りに導かれるならば、祈りの中で、聖霊が私たちを守り、すべてのことをプラスへとしてくださいます。患難は忍耐に、忍耐は練られた品性に、練られた品性は、希望に。この希望は失望に終わりません。