先週木曜日、ミクタム設立40周年記念感謝祭に参加してきました。教会に最近来られた方々にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、ミクタムはもともと一般の音楽シーンで活躍していた小坂忠さんがクリスチャンとなり、キリスト教会の音楽レベルを上げたいというビジョンもって始めた働きです。ギターやドラム、ピアノさえも弾くことがはばかられていたような40年前。どれほど困難な働きだったかと思いますが、次世代につながる開拓者としてのいばらの道を歩み続けてくださったことにただただ感謝の思いでいっぱいです。小学生のころから見ていた「忠さん」。その忠さんの背中を見ながら今回コーラスをさせていただきました。昨年、かなり進行した癌が見つかり、長期の入院を余儀なくされた忠さんは、細く小さくなっていました。でも賛美を歌い始めた途端、太くて力強い声が会場中に響きわたり、神様の圧倒的な臨在で満たされ、私自身泣きそうになるのをこらえながらの奉仕となりました。神様は昨日も今日もいつまでも変わることがありません。わたしは奇跡を信じます。 (小山晶子牧師夫人)