「神は唯一です。また、神と人との間の仲介者も唯一であって、それは人としてのキリスト・イエスです。キリストは、すべての人の贖いの代価として、ご自身をお与えになりました。これが時至ってなされたあかしなのです。」(2:5-6)
聖なる神の御前に、罪深い人間が立つことができると考えることは厚かましい話ですし、思いあがっています。人間が神の御前に立つためには、仲介者が必要です。しかし、人は仲介者になることはできません。聖人と呼ばれるような人であっても仲介者になることはできません。神と人との間の仲介者は、唯一、神の御子イエス・キリストだけです。イエス・キリストは私たちの罪のために十字架にかかり、死に、葬られ、よみがえられました。ただ仲介者であるイエス・キリストのゆえに、私たちは神の御前に立つことができます。