「自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会の世話をすることができるでしょう。」(3:5)
教会の奉仕は大事ですが、パウロはそれよりも家庭を優先するように勧めています。家庭を大切に出来る人でなければ、教会を大切にすることはできないというのです。5章ではさらにこう記されています。
「もしも親族、ことに自分の家族を顧みない人がいるなら、その人は信仰を捨てているのであって、不信者よりも悪いのです。」(8節)
家族を顧みることが出来ない人は、
「クリスチャンと呼ぶわけにはいきません。」(LB)
とまで、聖書は語っています。夫婦関係も親子関係も、献身が求められます。そのように家族に献身することが出来ない人に、教会の働きに献身することは不可能だと言うのです。もちろん、イエス様は神の国と神の義をまず第一にするように教えられました。しかし、それは家庭を省みなくて良いという意味ではありません。