最近野菜が高い。感覚的には普通の時の倍はしています。とはいうものの、野菜の値段が上がる以前から我が家の定番は金額の変動の少ないキノコ類、もやし、値段に関係なくどうしても必要で買うキャベツなどです。灰汁の強い野菜は胃を痛めてしまうので濃い色の野菜を買うことは最近ほとんどありません。ずいぶん選択肢が少なくなってさびしく思っていたところ、豆苗の存在を知りました。まず値段が安い!しかもボリュームもある上にくせがなく、切って残った根を水につけるともう一度収穫できるという優れもの。水につけて3日目。切り口から一本芽が出てきました。5日目には全体から芽吹いてきてなんてかわいいんだろうと暫しうっとりと眺め、成長を楽しみにしていました。ところが。つい先ほど、猫のジョシュがおいしそうにむしゃむしゃ食べている現場に遭遇してしまい、猫草となってしまった今回の豆苗に別れを告げることになりました。このように育てるということには忍耐が必要です。でも、成長過程を見れるって育てる者の特権ですね。(小山晶子牧師婦人)