エステル 10章

 「それはユダヤ人モルデカイが、アハシュエロス王の次に位し、ユダヤ人の中でも大いなる者であり、彼の多くの同胞たちに敬愛され、自分の民の幸福を求め、自分の全民族に平和を語ったからである。」(3節)  

 

モルデカイが尊敬された理由が二つありました。一つは同胞の幸福を求めたこと。もう一つは「平和」を語ったこと。「平和」は聖書のキーワードの一つで、原語は「シャローム」。「平和、平安」という意味と同時に、「満たし、健康、健全、完全、祝福など」の意味があります。使徒ペテロはこう言います。

「命を愛し、幸せな日々を過ごしたい人は、舌を制して、悪を言わず、唇を閉じて、偽りを語らず、悪から遠ざかり、善を行い、平和(シャローム)を願って、これを追い求めよ。主の目は正しい者に注がれ、主の耳は彼らの祈りに傾けられる。主の顔は悪事を働く者に対して向けられる。」(Ⅰペテロ3:10-:12)

今日は何よりも、「平和(シャローム)の君」として来られたイエス様を覚えたいと思います。

メリー・クリスマス!

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