「しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。」(3:17)
「温順」という言葉は、あまり聞かない単語だと思います。国語辞典には、「おとなしくすなおで、人にさからわないこと」とありますが、LBでは、「独善的でなく、人のことばに喜んで耳を傾けます」と訳しています。ですから、「穏やかな従順」、もしくは、「教えられやすい体質」、「扱われやすい性格」のことだと言う事ができると思います。新改訳二〇一七では「協調性」と訳しています。神は私たちに純真、平和、寛容といった品性だけではなく、温順という品性を与えたいと願っています。私たちは学ぼうと思えば、すべての人から、すべての事柄から学ぶことができます。誰からも、何からも学ぶ「温順」の品性をもつことができるのならば、私たちの人生は、必ず豊かになります。