「そして、再び祈ると、天は雨を降らせ、地はその実を実らせました。」(5:18)
17節に
「エリヤは私たちと同じ人間でしたが、雨が降らないように熱心に祈ると、三年六か月の間、雨は地に降りませんでした。」(新改訳二〇一七)
とあるように、この箇所の背景は列王記第一のエリヤの話です。
「エリヤはカルメル山の頂上に登り、地にひざまずいて自分の顔をひざの間にうずめた。それから、彼は若い者に言った。「さあ、上って行って、海のほうを見てくれ。」若い者は上って、見て来て、「何もありません。」と言った。すると、エリヤが言った。「七たびくり返しなさい。」」(18:42,43)
つまり、「再び祈ると」という時も、予兆が見えるまでエリヤは熱心に祈り続けたということです。私たちは祈っても何も起こらないとすぐあきらめてしまう傾向はないでしょうか。エリヤも私たちと同じ人。私たちもあきらめずに熱心に祈り続けましょう。