「もし互いにかみ合ったり、食い合ったりしているなら、お互いの間で滅ぼされてしまいます。気をつけなさい。」(15節)
LBでは今日の箇所をこう訳しています。
「しかし、互いに愛し合わず、いつもいがみ合ったり、非難し合ったりしているなら、結局、共倒れになってしまいます。気をつけなさい。」
使徒パウロは、ここでは教会の文脈で話しています。教会員はお互いに助け合うために存在しているのに、いがみ合ったりしたら、共倒れしてしまうから、気をつけなさいと言います。これは、また、夫婦関係や家族関係にも適用することができると思います。夫婦も家族も、互いに助け合うために存在しているのに、もし、非難し合ってばかりいたら、共倒れしてしまいます。共通して言えることは、戦う相手を間違えないということです。私たちが戦う相手は、伴侶や家族ではなく、サタンや悪魔と言った暗闇の力です。