「それから、私は、天からのもう一つの声がこう言うのを聞いた。「わが民よ。この女から離れなさい。その罪にあずからないため、また、その災害を受けないためです。」(18:4)
神が「離れなさい」と言ったこの女は、終わりの時代に登場する商業都市、バビロンと言われていますが、7節を見ると三つの問題があったことが分かります。
一.自分に栄光を帰した。
二.自分を喜ばすことだけに生きた。
三.自分の力を過信した。
今すでに、「ミーイズム」と呼ばれる自分中心の価値観が強い社会に生きています。しかしこのようなこの世の価値観から離れる必要があります。聖書にこんなたとえがあります。「天の御国は、良い真珠を捜している商人のようなものです。すばらしい値うちの真珠を一つ見つけた者は、行って持ち物を全部売り払ってそれを買ってしまいます。」(マタイ13:45,46)イエス・キリストの永遠の価値を知っているならば、この世の価値は色あせるものです。