創世記 2:18-4:16

「あなたがたがそれを食べるその時、あなたがたの目が開け、あなたがたが神のようになり、善悪を知るようになることを神は知っているのです。」(3:5)

この世界の問題は、善悪を知る木の実を食べたことから始まりました。神の善悪ではなく、人は、自分の善悪で生きるようになってしまいました。絶対的な神の基準を失ってしまった結果、人は自分の基準で生きるようになりました。その結果、この世界に争いが生まれました。自分の善と相手の善の基準が違うので、人は互いを受け入れ合うことができません。人が本当の平和を見出すためには、絶対的な神の基準に立ち返る必要があります。しかし、人は善悪を知る木の実を食べてしまったがゆえに、立ち返ることができません。ですから、イエス・キリストは、あの十字架にかかり死ぬ必要がありました。イエス・キリストの十字架に、人はどこに立ち返れば良いかを見出すことができるのです。

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