「神は、ノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられた。」(8:1)
四〇日四〇夜、降りしきる雨の中で、ノアたちは、何を思ったのでしょうか。「もう十分です。いい加減、終わりにしてください。」と祈っていたかもしれません。もしくは、木の葉のように揺れる船の中で、「神様は自分たちのことなんか忘れてしまったのではないだろうか」と思ったかもしれません。しかし、聖書ははっきりと、神はノアと、箱舟の中に彼といっしょにいたすべての獣や、すべての家畜とを心に留めておられたと言います。この事実を心に留めたいと思います。たとえ今、木の葉のように揺れるような状況の中にいても、神は、わたしたちのことを心に留めておられると言います。神はわたしたちのことを忘れてはいません。必ず時は来て、嵐は終わり、水は減り始めます。神はあなたを忘れてはいません。
※本日の祈祷会はお休みです。