「アブラムが九十九歳になったとき主はアブラムに現われ、こう仰せられた。「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前を歩み、全き者であれ。わたしは、わたしの契約を、わたしとあなたとの間に立てる。わたしは、あなたをおびただしくふやそう。」」(17:1,2)
神はアブラムが九十九歳になるまで待っていたと言います。どうして、神はそんなに長い間、待っていたのでしょうか。なぜか神は、私たちの望みが絶たれるまで待たれることが多々あります。溺れた人を助けるためには、溺れて直ぐに助けてはいけないと言われます。力が残っているので、その人の力で一緒に溺れてしまう可能性があると言います。その人の力が尽きるまで待たなければなりません。同じように、私たちが万策尽きるとき、神が栄光の計画を始められます。人間の不可能は、神の機会となります。神は私たちの力ではできないことを成し遂げられます。