「彼らは互いに言った。『ああ、われわれは弟のことで罰を受けているのだなあ。あれがわれわれにあわれみを請うたとき、彼の心の苦しみを見ながら、われわれは聞き入れなかった。それでわれわれはこんな苦しみに会っているのだ。』」(42:21,22)
罪責感は私たちの人生を狂わせます。心理学者によりますと、罪責感は罰を求めて自傷行為など私たちの身体に影響を与えると言います。聖書は罪責感が神との関係を壊して、神の御声を聞けなくさせ、神の臨在を感じなくさせると言います。ヨセフの兄弟たちは二〇年間、罪責感に悩まされ続けました。謝罪できるならば謝罪をし、弁償できることは弁償し、罪を清算し、和解することも大切なことです。いずれにせよ、まず、神に罪を告白することが大切です。
「もし、私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」(Ⅰヨハネ1:9)