エペソ 4章

「お互いに親切にし、心の優しい人となり、神がキリストにおいてあなたがたを赦してくださったように、互いに赦し合いなさい。」(32節)

 「親切」は聖書的には大切な美徳の一つです。なぜならば、「親切」は神の性質の一つだからです。イエス様はこのように表現しました。

「あなたがたの天の父があわれみ深いように、あなたがたも、あわれみ深くしなさい。」(ルカ6:36)

聖霊なる神様を心に宿しているのであるのならば、神様のご性質の影響を受けるはずで、その本質的な要素の中に「親切」と「赦し」があるということです。しかし、残念ながら、「お互いに親切にする」、「互いに赦し合う」ということが、本質的な要素の一つであることを忘れてしまうことが多いのではないでしょうか。一年のはじまりにあたって、イエス・キリストの十字架の意味を今一度噛み締め、お互いに親切にする」、「互いに赦し合う」ことの大切さを心に留めたいと思います。

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