「祭司はそのきよめられる者のために、二羽の生きているきよい小鳥と、杉の木と緋色の撚り糸とヒソプを取り寄せるよう命じる。」(14:4)
この章はツァラアトがきよめられるときの教えです。感染者がきよめられるということはありえないことでした。しかしキリストは多くの感染者をいやされました。ある時は、10人の感染者に言いました。
「行きなさい。そして自分を祭司に見せなさい。」(ルカ17:14)
彼らは行く途中でいやされたと聖書は言います。祭司たちはきよめられる者のための規定が書いてあることを知っていても、使う時がくるとは思いもしなかったのではと思います。この手続きはキリストが来られていやしが行われることの預言だったと言えるかもしれません。ある先生はこの箇所の杉の木は十字架、緋色の撚り糸はキリストが流された血を象徴していると言います。
「キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」(Ⅰペテロ2:24)