民数記 4:1-5:10

「それは会見の天幕で務めにつき、仕事をすることのできる三十歳以上五十歳までのすべての者である。」(4:3)

世代交代はいつの時代でも難しい課題の一つだと思います。イスラエルの祭司職は、三十歳(八章では二五歳)になるまで待つ必要がありました。イエス様が公生涯の働きを三十歳から始められたのは、このような理由があるのかもしれません。つまり、務めにつく前に訓練を受ける必要があると言うことだと思います。祭司は五〇歳で引退して新しい世代を訓練する側に回ることが命じられています。年齢制限をどう設けるか、様々な適用ができると思いますが、少なくとも五〇歳になったら、自分のことばかり考えずに、次世代を育てる姿勢を持つようにということだと思われます。次世代の責任は前の世代にあると言っても言い過ぎではないかもしれません。

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