「会見の天幕の奉仕に使うために彼らからこれらを受け取り、レビ人にそれぞれの奉仕に応じて渡せ。」(7:5)
幕屋に携わるレビ族は三つのグループに分かれていました。神は「それぞれの奉仕に応じて渡せ」と命じ、ゲルション族は車二両と雄牛四頭が与えられました。メラリ族には車四両と雄牛八頭が与えられました。ケハテ族にはなんと、何も与えられなかったとあります。一見、不公平な分配に見えます。しかしその理由をこう記しています。「彼らの聖なるものにかかわる奉仕は、肩に負わなければならないからである。」(9節)つまり、それぞれに割り当てられた仕事を見るならば、「その奉仕に応じて与えた」ということが分かります。神が私たちに与えられる賜物も、それぞれ違います。それを不公平と思うのではなく、「人にはおのおの、負うべき自分自身の重荷があるのです。」(ガラテヤ6:5)ということ心に留める必要があります。