民数記 13:26-14:45

「主はモーセに仰せられた。「この民はいつまでわたしを侮るのか。わたしがこの民の間で行なったすべてのしるしにもかかわらず、いつまでわたしを信じないのか。」(14:11)

偵察に行った一二人のうち、一〇人は自分たちよりも強い人たちがいるから約束の地に入るのは無理だと言いました。神の約束を忘れ、ただ、自分たちの状況しか見えていませんでした。しかし、カレブは違いました。彼は神が約束したから、神が共にいるから「大丈夫、やれば必ずできる。」(13:30LB)と言いました。しかし、神の約束よりも多数の意見が尊重され、イスラエルの民はこの後四〇年間荒野を彷徨うこととなります。多数の意見が必ずしも正しいとは限りません。ポピュリズムの危険性を私たちは認識する必要があります。約束の地に入ることが出来たのは、信じることを選んだヨシュアとカレブだけだったという事実を、心に留める必要があります。

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