「彼は言った。『あなたはだれか。』彼女は答えた。『私はあなたのはしためルツです。あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください。あなたは買い戻しの権利のある親類ですから。』」(9節)
ルツは義母のナオミの言うとおりにすべてを行いました。ナオミはボアズが彼女に「すべきことを教えてくれる」と言いました。しかし、ルツはボアズに対して自分の意志で、自分から『妻にして欲しい』(「あなたのおおいを広げて、このはしためをおおってください」の意味)と頼みました。ルツはナオミに利用された被害者ではありません。彼女自身が望んだのです。神のご計画の中に生きるということは、それは盲目的に従うこととは違います。盲人のバルテマイにイエス様が「わたしに何をしてほしいのか。」(マルコ10:51)と言われたように、神様は私たちに「何をして欲しいのか」と尋ねてくださるお方です。