「もし、あなたが、この光栄ある恐るべき御名、あなたの神、主を恐れて、この書物に書かれてあるこのみおしえのすべてのことばを守り行なわないなら、」(28:58)
28章は祝福とのろいの箇所です。祝福の道も、のろいの道も、私たちが選び取るものだと聖書は言います。イスラエルの民は、神のみおしえを守らず、文字通りこの章に記されているのろい、捕囚を体験しました。
「主は、あなたと、あなたが自分の上に立てた王とを、あなたも、あなたの先祖たちも知らなかった国に行かせよう。」(36節)
イエス様の時代のパリサイ人たちは、ローマ帝国の支配下にあるということは、今もこののろいの中にあると解釈し、聖書のみおしえのすべてのことばを守り行うように人々を教えているつもりでした。イエス様は彼らの偽善を指摘しただけでなく、自ら十字架にかかられることを通して律法を成就されました。ですから今、キリストを信じることが祝福を選ぶことです。