1列王記 7:23-8:21

「主の栄光が主の宮に満ちたからである。」(8:10)

ソロモンの神殿を特別なものとしたのは、主の栄光が満ちたことです。どんなに素晴らしい建物でも、主の栄光が満ちなければ、そこに祝福はありません。残念ながら、エゼキエル書を見ると、神に背を向け、神との契約を破ったため、主の栄光はソロモンの神殿から離れてしまいます。その後、バビロン帝国によって神殿は破壊されます。クロス王の勅令で、ユダヤ人たちはエルサレムに帰還し、神殿を再建しましたが、「主の栄光が主の宮に満ちた」とはありません。新約聖書の時代、ヘロデ王がさらに第二神殿を改築しました。イエス様の弟子も神殿建築の素晴らしさを口にします。しかし、主の栄光が満ちたのはイエス様です。

「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」(ヨハネ1:14)

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