「あなたはあなたの神に立ち返り、誠実と公義とを守り、絶えずあなたの神を待ち望め。」(12:6)
信仰生活の中でもっとも難しいことの一つが、神を待つということだと思います。私たちは待つことが嫌いです。何とかして物事を自分の思い通りに動かしたいと思います。しかし、神は「待ちなさい」とおっしゃられます。神は私たちとは違うカレンダーを持っています。ヘブル語の「待つ」という単語と「希望」という単語は同じ語根です。「待つ」ことと希望を持つことが同じなのです。私たちは継続的にこの御言葉を自分の心に言い聞かせる必要があります。「絶えずあなたの神を待ち望め」。さらに、LBでは後半部分をこう記しています。
「いつも、あなたの神に期待しなさい。」
私たちは落胆を避けるために、いつのまにか期待をしないようになります。人間が期待に添えないことは多々あります。しかし、神は期待できるお方です。いや、期待以上に応えて下さるお方です。