「しかし、アヒカムの子ゲダルヤは、カレアハの子ヨハナンに言った。『そんなことをしてはならない。あなたこそ、イシュマエルについて偽りを語っているからだ。』」(40:16)
私たちはすべての人が自分に対して好意を持っていると考えたいと思います。ゲダルヤもそうでした。彼はヨハナンがせっかくイシュマエルが彼の命を狙っていることを告げたのに、ヨハナンの忠告を受け入れようとしませんでした。聖書はとても現実的です。私たちが生きているこの世界は天国ではありません。使徒パウロもこのような言い方をしています。
「できる限り、あらゆる人と仲よくしなさい。」(ローマ12:18LB)
すべての人が自分に好意を当然もってくれると考えるのは非現実的です。2・6・2と言われますが、自分に好意を持ってくれる人が2人いれば、自分を嫌う人が2人くらいはいるものです。そのことを受け止めて、「できる限り」仲良くする姿勢が大切です。