「しかし、イスラエルもユダも、その神、万軍の主から、決して見捨てられない。彼らの国は、イスラエルの聖なる方にそむいた罪に満ちていたが、」(51:5)
バビロン帝国に対する裁きの宣告の途中で、突然、イスラエルの民に言及がなされます。
「わたしは、イスラエルとユダを見捨てたわけではなく、依然として彼らの神である。」(LB)
バビロンに捕囚されていたイスラエルの民は、神様に見捨てられたと感じていたと思います。彼らは自分たちの罪が原因であることを認識していたと思います。しかし、聖書の神は、それでも見捨てない神です。聖書は言います。
「主ご自身が『わたしは決してあなたを見放さず、あなたを見捨てない』と言われたからです。」(ヘブル13:5新改訳二〇一七)たとえ自分の愚かさのゆえに見捨てられたように感じる状況に立たされていても、主は見捨ててはいません。主に立ち返りましょう。