「彼は、いつものように、日に三度、ひざまずき、彼の神の前に祈り、感謝していた。」(6:10)
「習慣は第二の天性」と言われますが、ダニエルは、いつも神の前に祈り、感謝していました。この時、ダニエルは八十八歳ぐらいだったと言われます。彼は、何があっても、この習慣を止めることはしませんでした。なぜなら神との関係こそが、彼の人生の強さであり、安定の基だったからです。たとえそれが死を意味しても、彼はこの習慣を隠すことさえありませんでした。ある牧師は、一日十五分で人生は変わると言います。五分聖書を読み、五分読んだ箇所を黙想し、五分祈る。このような聖なる習慣を身につけることは、私たちの力となります。この後、ダニエルはライオンの穴に投げ込まれますが、奇跡的な守りを体験します。聖書はその理由をこう記しています。
「彼が神に信頼していたからである。」(23節)