ヨブ記 33章

「神はある方法で語られ、また、ほかの方法で語られるが、人はそれに気づかない。」(14節)

  簡単に言うと、神の方法は私たち人間には分からないということです。イザヤ書でも、神様がはっきりとおっしゃっています。

「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、わたしの道は、あなたがたの道と異なるからだ。――主の御告げ。――天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」(55:8,9)

 ヨブは、「因果応報」という発想から解放される必要がありました。エリフは、前の三人とは違って、痛みにも意味があるかもしれないことをヨブに伝えます。苦しみがもたらすものとして、26節で彼はこう言います。

「彼が神に祈ると、彼は受け入れられる。彼は喜びをもって御顔を見、神はその人に彼の義を報いてくださる。」

「なぜ?」と答えが得られない質問を繰り返すのではなく、「神に祈るべきだ」と彼は言うのです。

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