「人々は、多くのしいたげのために泣き叫び、力ある者の腕のために助けを叫び求める。しかし、だれも問わない。「私の造り主である神はどこにおられるか。夜には、ほめ歌を与え、地の獣よりも、むしろ、私たちに教え、空の鳥よりも、むしろ、私たちに知恵を授けてくださる方は。」と。」(9‐11節)
「困った時の神頼み」と言うように、私たち人間は、困った時に神様に助けを叫び求めます。しかし、創造主なる神様ご自身を求めるということは、なかなかしません。神様に対していろいろと不平や不満を言っても、神様を神様として求めることをなかなかしない傾向があります。疑問をぶつける前に、助けを求める前に、エリフは言います。
「あなたは神を待て」(14節)
「神」とは、天地万物を造られ、すべてを治めておられるお方です。夜には歌を与え、私たちに知恵を与えてくださるお方です。このお方を知りたいという思いがまず大事ということだと思います。