「見よ。神はいと高く、私たちには知ることができない。その年の数も測り知ることができない。」(26節)
「義人がどうして苦しむのか」というテーマに関して、エリフは新しい観点を提供します。
「神様は悩んでいる者を救い出す!人は苦しむと、神様のことばを聞くようになる!」(15節LB)
残念ながら、人は、問題にぶつからないと神様に耳を傾けない傾向があります。もっとも、
「心で神を敬わない者は、怒りをたくわえ、神が彼らを縛るとき、彼らは助けを求めて叫ばない。」(13節)とも言います。
苦難というのは、私たちが何か悪いことをしたからではなく、神様に叫ぶためにあるというのがエリフの主張です。神は私たちの苦難を用いて、私たちを訓練すると。そしてエリフは言います。
「神様はあまりにも大きいので、神様を知る手がかりさえつかめない。」(LB)
そもそも、神様を人間の知識の箱の中に収めることなどできません。キリストにあって、神を神として認めることが大切です。